ずっと観ようと長年思って観ていなかった映画
見過ごしてた自分は馬鹿だと思うほど
美しい映画でした。
女の子の凛と素直で謙虚な姿に
家事をする彼女の細やかな心使いと美しさ
男の人のピアノを弾く姿と眼差し
ひとりの女性を見守り続けるおじいさん
苦しみに耐えながらも優しさを忘れない女主人
。。。
あまり多くを語らない登場人物たちと
その気持ちを語る風景と音楽。
繊細な感情を
空気で読む感覚は
アジア的な魅力だと私は思います。
そこに何とも説明のつかない心の動きや
湿気のある色気があって
静かに響く
(ウォンカーウェイ監督の百様年華もそんな感じやったな)
ドビュッシー
月の光
目が細くなってため息がでるほど
美しいです。