2012/09/27

Parisとお別れ

いよいよ明日が出発。

もうパリともお別れ。

最後の一日何をしようか迷ったけれど

朝はいつもどおり踊って

お昼はふらっと散歩に行きました。

やっぱりこういうなんてことない時間が一番好きなこの頃。

2年前、希望と憧れと不安と夢いっぱいで来たパリ。

1年目はほんとに刺激が多すぎて消化が追いつかず

葛藤と寂しさと苦しさのほうが自分の気持ちとしては強くて

もちろん楽しい経験も山ほどしたけれど

楽しいけれどなんだか空回りなところ

大変やった。

2年目からは、開き直ったところと

料理という新しい自分の情熱と踊りへの新しい姿勢が見えて

人との付き合いかたも肩の力が抜けて

やっと自分の場所やエネルギーの向かう方向を見つけられたと思う。

ほんとにたくさんの経験をした。

この2年間でいろんなことが変わった。

考え方も、価値観も、環境も顔つきも身体つきも。

なにがよくなって何が悪くなったかはわからないけど

なにより言えることは

2年前よりは確実に幸せ。

結婚したことで膨らんだ家族や愛情

フランスで出会い一緒に頑張れる友達たち

日本で帰国の際に会ってほっとできる友達たち

いろんな人がいてくれるおかげで

自分の居場所を見つかられて

人の存在のありがたさを心から実感し、感謝しています。

生きる場所が変わると

必ず変化と気付きがあるから

また明日から

新しい生活を

いきいき楽しみたいと思います。

フランスのみんな

日本のみんな

お付き合いのカタチは変わろうとも

これからもどうぞよろしくお願いします!


ばいばい パリ!



 



 



2012/09/26

Septime

パリには星の数ほどレストランがあるけれど

おいしいお店は実は数えるほど。

今パリで話題沸騰、本当は両親を連れて行きたかったけど予約とれず

帰国前に絶対に行きたかったビストロミー


願いが叶い予約がとれました!

よかったー!ぎりぎり!








繊細な味付けと意外な食材の取り合わせ

フレッシュな感性溢れるわくわくする盛り付け

こり過ぎてないけど個性があって

肩のはらないリラックスした感じ。

お店の内装も

デコレーションされすぎず

ちょっとアトリエみたいな雰囲気で

北欧的お洒落な感じ

すごく好みでした。

この最後の一ヶ月は出発の準備とやり残したことをするのでバッタバタ

日本についても一ヶ月はバッタバタ

もう年末までの週末が全部埋まってしまいました。

 でもこうやって2人でゆっくり感性が刺激される時間を

ちゃんと持ちたいなぁと思います。

さあ、出発まであと2日!

 








2012/09/24

La General by Martin et Julie

フランス最後の週末は

マルタンくんとジュリーちゃん主催のフェスに家のみんなで行ってきました。

マルタンくんはルームメイトでフランスで一番仲良くなった友達。

ヨガから綱渡りから庭仕事に料理から、いろんなことを一緒にして

実家にまで遊びに行かせてもらって

マルタンのおかげでフランス語も頑張れたし

心を本当に許せるフランス人の友達を作るのは難しいけれど

マルタンとはほんとの友達になれたと私は勝手に思ってます。

今週がお別れでほんとに寂しい。

2人が一生懸命オーガナイズしたフェスは

すばらしく協力的でおもしろい家族や友達たちと

自然に囲まれた素敵な場所で

おいしい食べ物

かっこいい音楽

最高の最後の週末を過ごすことが出来ました。

ありがとう、マルタンとジュリー!

















 あと2日で2年のフランス滞在がおしまい。

まだ信じられない!

27年間で

一番変化が多かった2年間でもあり
(そんなこともないか)

これからの土台にもなるであろう2年間。

大好きな人たちに会えなくなるのは寂しいけれど

また会える日が来るのを楽しみに

日本でのみんなとの再会と新しい出会いも楽しみに

時の流れと

諸行無常を

ただただ感じるばかりです。

やり残したこともあるし

100%満足とは絶対言い切れないけれど

それをまた次に繋げて

また進んでいけたらいいな、と思います。









2012/09/20

コペンハーゲンのカフェと陶器

北のほうに旅に行くと食べ物は重くなる。

バタークリーム乳製品の加工品がこれでもかというほど使われてる。

南のほうの食べ物のほうが断然好きだから

フランスより北の食べ物で感動することはほとんどない。

コペンハーゲンの食べ物は

やっぱり重かった、、

一日一食で十分でした。

でもカフェやパン屋さんや食器たちは素敵でした。



 キャロットケーキ×ロイヤルコペンハーゲンクリスマスシリーズ

 私の夢。屋根のある市場で小さい食堂やること!こんな感じいいな。

 雨に濡れた夕方の果物たち

 蚤の市にて

 ロイヤルコペンハーゲンこんなシリーズもやってるんや!

 色がきれい。水色の買いました。

 デンマークの家具も素敵

 サーモンとクリームチーズとディルと紫玉ねぎのサンド。ちょっと味が濃いかな

 日曜ひとりブランチしました。

 デニッシュはさすが本場

 かわいいパン屋さん

 けしの実がきいてる。

デンマークの家庭料理ってどんなんなのかな。

調理道具も食器やカラトリーもかわいいから、お料理するの楽しいやろうなぁ。

お料理の本を立ち読みしたら

盛り付けとかはすごくかわいかったです。

でもやっぱりヨーロッパの食は

イタリア、スペイン、ポルトガル(行ったことないけど。)やなぁと思います。



2012/09/19

コペンハーゲンのかわいい

コペンハーゲンは町自体小さくてかわいい。

そして人の雰囲気も柔らかい。

そしてモノや色の使いかたもかわいい。

「世界でいちばん幸せな国」と言われてるそうです。

ほんまかどうかはわかりませんが確かにそんな感じがしました。

コペンハーゲンで見つけたかわいいたち

 北欧雑貨やっぱりかわいい


 ロイヤルコペンハーゲンのカフェ

 色が柔らく鮮やか

 元気でそう

 アンティークもめちゃくちゃいい味

 このキツネに惚れた

 ポストもおしゃれ

 にゃん!

 60年代のデザインは特に好き

 ペダルペンギン?

かわいいけれど、なんとなくあっさりしてる感じ

なんかほっこりする。

ちょっと日本の感じと似てるような気がしました。

普段旅行してもあんまり買い物はしないのだけれど

今回はちょこちょこいろんなものを買ってしまいました。

あーまた荷物多くなるのにバカやなぁ。




世界一のカプチーノ

ひとりだとちょっとしたことに静かな幸せを感じることが大事に思える。

行く前に読んだ本でちらっと気になってたコーヒーショップをたまたま見つけ

ぴぴーん!とすごくうきうきしながら静かにカプチーノを飲んでみました。


 信じられないくらい優しいコクのあるカプチーノ。

一口飲んではっとしました。

そんじゃそこらのコーヒーじゃない

今まで飲んだカプチーノの概念を覆されそうになるくらい美味しい。

泡まで一粒残さず飲みました。

すごい。





 この一杯を飲んでから

毎朝毎晩ここにお世話になりました。

そしてこのコーヒーショップに行くまでの道が

アンデルセンさんの眠るお墓の並木道なんですが

すごく心地いいところなんです。


朝の光と
ちょっと湿った冷たい空気

そして!


 きゅーん!

 リスさんがそこらじゅうにいーっぱいいて

かわいい姿をちょこちょこと見せてくれるんです。



朝の並木道を歩いて

リスさんを見つけてはその愛らしさに癒され

世界一おいしいカプチーノを飲む。

コペンハーゲンで見つけた

一番の幸せ朝時間でした。

Copenhagen


コペンハーゲンからただいま!

あっというまの一人旅でした。

いつも7人暮らしで全くひとりになるなんていうのは久しぶりで

一番最初に感じてしまったことは

「寂しい。」

楽しいことも素敵なこともおいしいものも

みんなで共有してあーじゃこーじゃ言うのが面白いのに

ひとりだとなんだかなぁ。

周りの人たちと自分の環境の有難味をひしひしと感じました。

ひとりで来たくせに寂しいなんて支離滅裂な想いから始まってしまった旅でしたが

特に何をするわけでもなく

ただひたすら歩く、という私の地味な趣味を堪能しました。

コペンハーゲンは

町全体が穏やかにリラックスで

自然がいっぱい空気もなんだか健やかで

パリのような華やかさはないけれど

だからこそ引き立つ

飾り立てない

厳かで優しい雰囲気が

すごく好きになりました。

なによりも人の表情がよかったです。

落ち着いたのんびりとした空気をしてる人が多かったように思います。

みなさん、すごく親切で笑顔が素敵でした。