2018/10/18

読書




本を読むことが楽しい

現代小説

母になって3年半

読書といえばほぼ育児本

そもそも本を読む時間なんてほとんどない

社会から置いてきぼりになる感覚

文化への枯渇

日常の疲労感

それを解消してくれるのが読書

本好きの姉に色々と勧めてもらい

隙間時間を見つけてはょこちょこ読んでいます

それがすごく楽しい


善悪の境目が曖昧になること

足りないこと欠けていることについて考えること

印象と事実の歪みを知ること

美しい描写に心奪われること

社会の傾きを認識すること

自分から湧き出てくるものを大切にすること

カタチと本質の違いを照らし合わせること

自分自身の価値観を見出すこと

享受することの難しさと愛を意識すること



自分の中で色々なものが目覚めてくる感じがする



本の登場人物へと入り込む時

ふと現れる自分の幼少期や少女の頃の記憶

それを今の自分に繋げていく作業

そこで気づくこと

そんなこともなかなか楽しい



これからも色々な本を読んでいく

本の感想文も少しづつこちらに書いていく予定




2018/10/15

une matinée


朝から市役所に用事

帰りに旧市街を散歩した

小さい羊くん



誰もいない中世の街

ひんやり冷たい朝

いい時間だった




この扉

骨董屋さん

私の好きな花屋さんが装飾した

人が作った美しいものを見て

琴線に触れる体験をする

そういうことも

自分には必要な気がする






2018/10/11

新月

 今月の新月は

なんか乗っています

秋の軽やかな光や澄んだ空に反応したのか

これやってみよう

そんな気持ちになって

気になっていたこと

色々と始めてみたり

久しぶりに子供ふたりが朝までぐっすり寝てくれたり

それが定着していくかはわからないけれど

新しい習慣

清々しい新鮮な気持ち

心身軽やかに

そんな気分






自分が心地いいと思えること

小さな喜び

大切にしたいし

それを自分自身が創造していく

今の自分に何が必要で

どうすれば自分以外の家族との調和をもてるか

それを頭ではなく

感覚で掴んでいけるように





満月まで

様子見


2018/10/09

泣くこと



9月のあいだ

幼稚園から家に帰る道

15分ほど

毎日ギャアギャアと泣き続けた姉さん

道端で進まなくなって

歩かなくなって

途方に暮れる時間

寄り添ってみたり

でも私も段々と我慢できず怒ったり

どうしようもなく

娘おんぶして息子ベビーカーで帰ったり

辛いわー

迎えにいくのが正直苦痛でした

とても疲れているし

ストレスがあったんだと思う

新しい環境

長い時間集団の中にいること

言語のスイッチ転換

言いたいことをフランス語で言えなかったり

がんばっているのはすごくわかる




ところがある日から

突然機嫌よく帰れるようになりました

今日はいい子ちゃんやんすごいやん

そういうと

娘はこう説明してくれました

「めっちゃ泣いて

お姉ちゃんになって

普通になって

めっちゃ泣いて

またお姉ちゃんになって

そうやってやっていくの」


うわー

なるほど!そうやったんか!

やっと理解できた

泣くのは成長するのに必要なことなんやと。

娘が自分で説明してくれたこと

それもものすごい成長やなあ

最近の子育てのしみじみ感動したことです

私も9月は何かと大変で

ほろっと涙が流れることが何度かありました

そんな時に流す涙は

浄化の水で

泣くことも

大切なことの一つなのだと。

母娘共に

涙について

学びが深まった秋のはじまりでした












2018/10/08

Tobias Wilden

私がいない間に

旦那さんが結構大きな買い物をしていました

スピーカー

誕生日 自分への贈り物らしい

めっちゃいいやん

ありがとう

恩恵を受けてます

おかげさまで

生活が少し変わりました

音楽が漂う

流れる音の波動

自分自身に流れる水分も反応するようで

波長を合わせる

それがとても気持ちいい

何かに溶け込むかんじ

響きを感じる


色々な音楽を聴いて見るのが楽しくて

今日発見したとても素敵な音楽

北ドイツの若い男の子

すごくすきだ



このInstrumental Pianoシリーズ

ずっと聴いていたい


 
ある小説の中で見つけたフレーズ

-------


体の底、

自分では触れられない部分を、

音を立ててすくっていった

--------


自分では触れられない部分に触れてくれる何か

それを見つけることは

難しいけれど

そういうものを見つけた時

とてもうれしい

そういうものに

出会っていきたい

















2018/10/03

料理

マルシェはまだ夏の野菜が多い

太陽の恵みをいただく

鯖の南蛮付け


じゃがいもとバターナッツのグラタン

光透ける果実

旦那さん作の烏賊パスタ

娘とイチジクケーキ

台所で作るのも食べるのも好きらしいので

幼稚園のない水曜日は

朝は体操教室

夕方はお料理を一緒にするのを

ベースにして過ごしたいなあ

なんて考えている


最近いろいろと自分の世界観について考える

ぼやけている

新しいものに触れたい

アップデートしたい

そんな気持ちが溢れてるこの頃

何をするにも

自分が母であり

家庭的であるということが

どうしても纏い付く

それはあたたかいことでもあるけれど

そこから一歩離れたような

世界観を

自分の中に確立したい

漠然と思っている






2018/10/02

家探し

この夏はお家を買いかけました

昔車の整備工場だったというところで

無骨なかっこよさがあって

庭には果物の木がたくさんあって

いいなあと夢広がり


でも結局やめました

何度も話しあい

やっぱり今は違う

この土地ではない

子どもが小さいうちは

身軽さと自由さを持って

たくさん旅に出て

色々なものを見聞き体験する方が

やりたいね

家を持って

家を整え生活を楽しむ

それはもう少し先の夢

まずは

自分たちの住みたい場所を見つける

仕事を見つける

私はフランスの免許を取る

少しづつ

段階踏んでいこう






2018/10/01

土いじり



夏を終えて

戻ってきた我が家のテラスは

カラカラに干からびていました

フランスも今年は猛暑で

干涸びてしまったらしい

(;_;)


まだお天気のいい秋

気を取り直して

ちょっと土いじり



うれしいなあ

ちょっと片付けて

広々なったわあ

いいわあ

そう思っていた矢先に

旦那さんの自転車を置かれた

おーい


9月の時間

9月

時間の過ごし方が変わった

朝から夕方まで幼稚園の娘

もうべったり一緒にいるのはおしまい

私の知らない彼女の世界が広がっていく

息子とふたりだけの時間が増える

息子のリズムに合わせる

ゆったりとあたたかく柔らかい

幼稚園のない水曜日は3人で過ごす

みんなで遊ぶのもたのしい

3人で抱き合う

押し合いへし合いの喧嘩になる

困るけどかわいい

ややこしいことも多多あるけれど

こんな時間も

あと2年くらいしかないと思うと

儚い