2013/01/29

高野山。Koya san

寒い1月の日曜日。

高野山で宮大工をしているお友達を訪ねて

電車で山を越え

ケーブルで山を登り

聖地

極寒の高野山。

奇跡的な晴れだったそう。



 雪の結晶がきらきら

 不動堂。屋根の曲線が美しい。



とても興味深いお話を聴きました。

木材の寿命はだいたい100年。
100年後の修理を見越して建設し
100年後のために木を育てる。
すべてのものは循環する。

諸行無常と輪廻転生の考えが

お寺の建設にも反映されているそうです。

壊れたら修理すればいい。

ものすごく立派なお寺でも

修理や修繕なしには残すことはできない。

 人生哲学です。








 金剛峰寺に粉雪がはらり。

寒くて手袋の中の指が悴んで

お昼に食べたおうどんの温かさが染みた。

そのあと

奥の院へ。 

何百年も生きてきた木

武将たちのお墓

厳しく静かな

只ならぬ空気に包まれて









高野山。

厳粛な力を感じました。

現実離れした場所。

強くて大きなエネルギー

静かに繊細なエネルギー

聖なる気と権力の力

両方の存在を感じて

何かすごく真っ直ぐなものと

循環するもの

両方を感じました。


温さん
いっぱい教えてくれてありがとう。