ヨガを始めたきっかけは
踊りの師匠の教え
よくわからないまま
毎朝横で一緒にやらせてもらっていた。
身体つくりとエネルギーのコントロールのため
踊り一筋の私にはトレーニングの一環でしかなかった。
それがパリにいって
新しい環境と慣れない状況で毎日頑張るのがしんどくて
心がゆらゆらぐらぐら
頭と心と身体のバランスがとれなくなって
毎朝ヨガをしてる時間は静かで穏やかで気持ちよくて
ただただ続けていた。
身体が力強くしなったり
バランスをとったり
軸を探したり
不思議な動きをしたり
体中に血液や気が流れて
エネルギーが生まれてくる感覚は
すごく気持ちがいい。
それが沖縄にきて
ヨガに対する姿勢がちょっと変わった。
別に動くことやアサナをとることだけがヨガではないということ。
うつろう海の色や光
風
香り
音
その中でぽつんと
静かにその瞬間とのつながりを感じて
その一部であることを気持ちよく受け入れて
深く呼吸をして
そこにあるエネルギーを自分の中にとりこむこと
一体化すること
自然と向き合うことと
自分と向き合うこと。
大げさだけれど
殻が一枚はらっとはがれて
なにか安心したような気持ちと
今まで気づかなかった弱さと本心が現れて
はっとした気持ち。
ヨガをするのは
こういうことでもあるのだなぁと思いました。
沖縄のゆったりとした空気が
気づかせてくれました。
ありがとう。
まだまだ勉強も経験も足りないな。
ゆっくりがんばろう。