出雲からバスに乗って
海の町 日御崎へ
潮風に吹かれて散歩
冬だから
人が少なくて
時間が止まったような町の空気が
なんだかメランコリー
真っ白な日御碕灯台。詩的。
高台から眺める景色は
止むことのない力強い波と
底のない深い蒼の色と
どこまでも続く海の大きさに飲み込まれそうで
なんだか怖いほどパワーがある
実際 ここで命を絶つ人もたくさんいるそうです。
美しく哀しく力強い場所
人生の最後の瞬間を過ごすには
ぴったりの場所かもしれない。
自分の命の小ささを感じるし
ちっぽけな自分を放り出してしまいたくなるような
そんな空気を誘いだす場所。
私は霊感はないけれど
何かを感じました。
怖かった。
神々の集まる場所には
いろんなものが集まってくる。
神秘的なパワーは
魅力的でもあり
恐ろしくもあるのだと
圧倒された夕暮れでした。