島根県に行ってきました。
JRに張ってある出雲大社のポスター
「ここ行きたい」
そう思ったらいてもたってもおれず
夜行バスに乗って
雪の残る早朝の出雲へ。
まずは陶芸の窯元
出西窯を訪問。
柳宗悦先生の民藝の教えをもとに
手仕事で日常のくらしの道具を作ってられます。
静かな自然と
静かでまっすぐな心
素朴で暖かい心
漂う空気の中に
職人さんの魂が流れているような
ものすごく素敵なところでした。
無自性(おかげさま)の館。
素朴で温かく美しい
隣の作業所。
入った瞬間
窯の火の暖かさと
燃える木材の香りに包まれて
必要な少しの光しかない薄暗い建物
差し込む朝の光
魔法のように美しく明るかった
みなさん黙々と作業されてます
自分の好きなラジオを聴きながら。
見ているだけで気持ちよくなるような職人技
土が水と指で変形していく様子
出西窯の2つの願い
- 健康なあたたかい暮らしの器作りの願い
- 郷土の土や釉の原料を大切にする仕事。
- 手仕事。手の延長の小機器は利用しつつ。
- 実用の陶。腕を磨いて数多く、安価に。
- それぞれを生かし合う温かい集団の願い
- 無自性(おかげさま)の生活、自戒不裁他。
共通の台所
その精神がにじみ出ていました。
この感じ、すごく好き。
スープ皿を新調しました。
手元に届いて
それを使って料理をしていただく
ものすごく楽しみです。
ただ物を買った、というより
ここの時の流れ
職人さんのあり方
まわりの環境
いろんなことを感じられる器を生活で使う
それがすごく楽しみ。