今日は仕事帰りお腹が空いてなかったので
招待券をいただいて気になっていた
大阪国立国際美術館のエル グレコ展に行ってきました。
さて今回のエル グレコ展。
宗教画はあまり得意でなく
イタリア、スペイン系のダイナミックすぎる絵画は苦手な私。
強すぎるエネルギーにふらふらになってしまうのです。
エルグレコの絵画も
燃えるようなシルエットの人物たちや
(調べたらお羊座さん、予想通り火の星座)
痩せこけた宗教家の肖像画
想像と現実が一枚の絵画に表現されてる
など
すごいエネルギーで
やばいなぁと思っていたのですが
地中海のおっちゃんらしい(ギリシャ出身)
ちょっとユーモラスな表情も垣間見れたりして
静かな肖像画に隠れた人の性格なんかを妄想して楽しみました。
一枚とても素敵な肖像画がありました。
A lady in a Fur Wrap
これは誰かしら?
この暗闇から浮き上がってくる女性
丸くて黒い瞳
眉毛の毛の感じから
額の髪の生え際
ファーのふわふわ感
ベールの透け具合
赤い宝石の指輪の重い輝き
見れば見るほど凄みを感じました。
やっぱり本物の一流を見ることは
目の肥やしになりました。