2012/12/06

Expo d'El greco

今日は仕事帰りお腹が空いてなかったので

招待券をいただいて気になっていた

大阪国立国際美術館のエル グレコ展に行ってきました。

さて今回のエル グレコ展。

 宗教画はあまり得意でなく

イタリア、スペイン系のダイナミックすぎる絵画は苦手な私。

強すぎるエネルギーにふらふらになってしまうのです。

エルグレコの絵画も

燃えるようなシルエットの人物たちや
(調べたらお羊座さん、予想通り火の星座)

痩せこけた宗教家の肖像画

想像と現実が一枚の絵画に表現されてる

など

すごいエネルギーで

やばいなぁと思っていたのですが

地中海のおっちゃんらしい(ギリシャ出身)
ちょっとユーモラスな表情も垣間見れたりして

静かな肖像画に隠れた人の性格なんかを妄想して楽しみました。

一枚とても素敵な肖像画がありました。

 
 A lady in a Fur Wrap

これは誰かしら?

この暗闇から浮き上がってくる女性
丸くて黒い瞳
眉毛の毛の感じから
額の髪の生え際
ファーのふわふわ感
ベールの透け具合
赤い宝石の指輪の重い輝き

見れば見るほど凄みを感じました。

やっぱり本物の一流を見ることは

目の肥やしになりました。