2012/05/18

気分と味とスパイス

休日の朝から一通りの家事を終わらせて(旦那さんは仕事)

ひとりでマルシェに7人分の食料を買出しにいき

カバンにネギをさして野菜の5KGケースを腕に

誰にも見られたくない自分でも笑けるようなクタクタの姿で家に帰ると午前11時30分。

起きてきたばっかりのルームメイトたちがのんびり朝ごはんを食べてたりすると

さすがにイラっとして、私はこの家のお母さんじゃないよーと呆れてしまいます。

ピリピリした空気で真っ赤なパプリカを切ってると

自分の気分とその行為があまりにもマッチしてて

笑える。
 自家製ナムル。

私はあーじゃこーじゃ言うのも言われるのも好きではないので

黙って黙々と野菜を切ってると

その空気をさすがにやばいと感じたのか

みんなそれぞれの役目をみつけて日曜大工やら掃除やら始めてくれました。

よかった。 

「働かぬもの食うべからず。」
その通りです。笑

私は典型的なO型ののんびりマイペースの大雑把な性格ですが

フランス人は個人を尊重するから

私もびっくりするくらいマイペースな人が多いです。

7人で暮らすとよくわかります。

いいときはいいですが

悪いときは疲れます。

ピリピリしてるとピリ辛のものを作りたくなって

タンドリーチキン作りました。


 料理を作るときの自分の気分と味ってちゃんと繋がってるんですね。

パンチの効いたスパイスの配合ができました。笑

ヨーグルト
ココナッツミルク
にんにく
唐辛子
レモン汁
ローリエ
カレーパウダー
パプリカ
クルクマ
ガラムマサラ

オーブンでじりじり焼いて

最後にコリアンダーの葉をのせて。

食べ終わる頃にはイライラ気分はなくなって

けろっとしてるから

やっぱり料理と食は癒しですね。