今年を振り返る

明日出発

旦那さんの親戚や友人に会いに行きます

大掃除できてないなあ

今年最後のゆっくりした時間はもうおしまい

信じられないくらいはやい時の流れに

あわわあわわしそうだけれど

ゆっくりページをめくるように

振り返ってみると

今年はとてもよい年だったなあ

じんわりと心温まり満たされます

新年早々のバタバタから

お腹ぽんぽこ引っ越し

右も左もわからない街にきて

今もわからないことのほうが多いけれど

ここでの生活に馴染んできている

１０年の滞在許可書ももらい

息子の出産

娘の幼稚園

新しい扉がひらいて

外の世界とも必然的につながってきて

病院や銀行に行くなどの諸々もこなせるようになりつつあり

フランスでの生活が自分の日常となってきたよろこび

今年の大事にしたいこと

培えたんではないかしらん

○

ケの愉しみの新たな発見も

コンフィチュール作り

植物あそび

お魚料理（マルシェが最高）

古物（骨董が身近）

ロシアのアニメをみること（世界観がすき）

来年も引き続き深めていこう

旦那さんは相変わらずめちゃくちゃ忙しくて

すれ違いになるときもあるけれど

これからの未来についていろいろとお話したり

こんなふうにしたいね

同じ方向と夢をみる

軌道修正しながら

根本で仲のよいふたりでいれるように

此処数年は

なんだか自分たちの意思が反映されにくい状況で

一歩先の未来さえどこに転がるかわからなくて

ただただ心穏やかに保つ努力

臨機応変に対応できる柔軟力

そんなことが必要だったけれど

今年はやっと少しのゆとりができて

まだ足は地に着かないけれど

その準備はできてきているように思う

直感のアンテナたてて

理性とも相談しつつ

長い目でみて

○

日本からパリから

 大好きな人たちが遥々会いにきてくれたり

会いに行ったり

揺らぎのなかに

すーっと流れて来て

じゅわっと沁みたり

ぽわーんと温かくなったり

ほっと安堵したり

ゲラゲラ笑ったり

ぴかーんと何かが目覚めたり

人と分かち合うあうよろこび

ああ、好きやわ

しみじみ思えること

大切に

ずっと続いていきますように

○

少しはやいですが

今年もありがとうございました

素敵なクリスマス

年の瀬をお過ごし下さい

１２月の綴り

深まる冬

あれこれの記録

 オーブンで焼く根野菜たち

 この薔薇のいろ

 お気に入りのカレンダー

 かぼちゃのポタージュに濃縮トマト

 牛骨の出汁がすき

 ピンクのセーターがお気に入り

 クリスマスの用意

 いいかおり

 洋梨の米粉ケーキ

 栗ひろい

 温まるスープと出会い

 このキャンドルスタンド　このしつらえ　暖炉の火　薪のかおり

 美しいくすみ

 かわいらしい誰かのおうちのリース

 冬の午後のひかり

 Ma famille 

 霧につつまれる朝

 栗ときのこのパスタは森のあじ

 水瓶で手をあらう

 型抜きクッキーはむずかしい

月桂樹でつくった星

我が家にはじめてのツリー

夜にきらきらと

寒いけれど

心は温かい

そんな今年最後の月

過ぎていく日

さようなら

またどこかの循環のなかで

ふと思い出す

日常のしあわせ

お参り

今回の日本滞在の締めくくり

娘の七五三と息子のお宮参り

ふたりとも健やかにのびのび

かがやく命たち

感謝いたします

京都で着物姿の人を見つけては

あれ！きれい！すてき！

じーっと見つめていて

テレビでは遠山の金さんや大河ドラマの姿に釘付けだった娘

水色の着物着るのー （ちゃうけど）

ずっと愉しみにしていた

朝から大はしゃぎ

ひいおばあちゃんが

畳の上で着せてくれた

巾着もって下駄はいて

かわいいねきれいね

緊張しながらも嬉しそうで

私も母の着物を

フランスでの結婚式に着たもの

６年ぶりに袖を通して

あのときの歓びと緊張

未知なる未来への門出に寄り添ってくれた思い出

今はふたりの子どもたちの母となり

２人家族だったのが４人になり

溢れる想い

感慨深い

しっかりと手を会わせて

かみさまにご挨拶

ハレの日

よき日

 

Arabonさん

山のテーブルのふもと

Arabonさんがあります

あまりに素敵な空間に

頭がぽかあんとなる

ここに流れる波長

とても静かで澄んでいて

いろいろな物語をかんじる

 

 おうちにお迎えした念願のれんげ

白い器の贈り物

山と人の温かさを思い出させてくれる

宝物になった

○

 たくさんの夢を与えてくれるご夫妻

こうして再会して

お腹にいた息子も紹介して

少しおおきくなった娘もまた一緒にあそんでもらって

 幸せだね

こんなに素敵な女性が

息子さんたちが小さいときに

文化の枯渇した感覚や

ハラハラしたことなど

教えてくれると

なんだかほっとして

私も長い目でみて

こんなふうになれるようにがんばっていこ

そんな気持ちにさせてもらえた

穏やかな声に瞳

大きなあたたかい心 

たくましい幹

大切にしたい 

お手本になるような女性が

いてくれるよろこび

雨

雨　雨　雨

しとしと

ざあざあ

冬の空から絶え間なく

みずの雫たち

冷たいよ

彼女の声は

空気に溶けていきそうで

好きだ

久しぶりに踊りたくなって

自然と身体が音と調和した

そうだ私は踊り子だった

でもそんなことはどうでもいい

気持ちいい

オイリュトミー

娘をお迎えにいって

かえってきたら

一緒に踊ろう

村の朝散歩

冷たい山の静かな朝

ゆっくり起きて

村のお茶をのみ

身体を温める

「あの絵の風景がみれるよ」

みんなで朝のお散歩

見晴らしのいい丘の上へ

秋の深まり山粧ふ

冬の足音も聴こえる

空気は凛として 

でも光はあたたかくて

透明の蒼い空

ふさふさゆらゆらと揺れるススキ

もこもことまるいやさしい曲線の茶畑がどこまでも続き

遠くに連なる山たち

世界が輝いてみえた 

 背ぐらいある茶畑でかくれんぼ

顔をにょきっとだしてにやりと笑う

斜面も自分でぐいぐいのぼり

下り坂を全速力で駆けていき

見てるほうはおろおろしながらも

ああ

こんな時間がずっと続くといいなあ

いろいろと溢れ流れる気持ち

風景に溶けていった

 私たちは

これからどんな環境のなかで

どんなふうに生きていきたいか

育んでいきたいか

そんなことを考える

夢はひろがるばかり

光のさすほうへ

お導きがあるのを信じよう

山のテーブル

京都南山城村

旦那さんの親友で家族ひっくるめて仲良しの彼

数年前にこのプロジェクトのことを話してくれて

聞いただけでもわくわくした

愉しみだねえ　どんなやろうねえ

ついに今年の夏にオープンされました

山の上にひっそりとある元幼稚園

ふたりが作り出す空間

はじめてなのに

しっくりと心地よくて

ただいまーと言いたくなる

ふたりの大切にしていることが

空間を通して伝わってくる

あたたかくて

　安堵感にゆったり包まれる

ここで３日間

大好きな人たちと一緒に過ごす

幸せだわ

＊*＊

旦那さんと友人は食事会に大忙し

やっぱりふたりで何かやってるときは嬉しそう

なんかにやにやしちゃって

なんなんやろあのふたり

私は子守りしつつ少しお手伝い

食器から何から素敵すぎて

お皿を洗ったり拭いたりしてるだけでうきうきする

 朝の山の空気はしんとして

冷たい澄んだ感覚は冬のすきなもののひとつ

 夏にフランスで一緒にしたアンティーク巡り

すっかりこの空間に馴染んでいて

それもなんだか嬉しくて

 みんなで寝起きして

一緒に朝ごはんを食べる

この時間もすきなことのひとつ 

 オーヴェルニュで一緒に山散歩した思い出

 しゅんしゅんさんの絵

私も旦那さんも大好き

じっと眺めてられる

 村のおいしい恵み

秋の自然の味が沁みている 

旦那さん久々の手作りレノパン

腕は落ちておりませんな

娘も卵割ったり

お料理や掃除をお手伝いしてくれて

お仕事すること

一緒に体験できて

それもよかったなあ

＊*＊

本当に心の底から

大好きだと思える

そんな友人がいてくれること

日本でもフランスでも

何か特別だけど

日常でもある

なんてことないけど幸せな時間

一緒に過ごせること

遠くても

あんまり遠く感じない

こんな関係が

ずっと続いていきますように

大好きなおふたりさん

 本当にありがとう

今年もフランス来てね！ 

そして

山のテーブルさん

これからどうなっていくか

愉しみにしています

♡

 

Toharuさん

１１月に日本にいるときは必ず行く催し

灯しびとの集い

日本全国の作家さんたちの手仕事

素敵なものが溢りかえり

ずっとぐるぐる見ていられる

大好きな陶芸家さんの打田翠さんにも偶然再会し

胸は高鳴るばかり

今回１番どんぴしゃにきた作家さん

Toharuさん

この質感に色みにフォルム

めちゃくちゃ好きだ

 横にいた文化人的な男の人

「モランディを彷彿とさせますね」とぼそっと言った

　

ほんまや

さらに詩的な魅力をます 

そしてこの作家のおふたり

なんてかわいい素敵なカップル

この催しは夫婦で出店してるところも多く

みんなとてもいい雰囲気を醸し出していて

世界観を共有するのっていいなあと思うのですが

このおふたりがとても魅力的にみえて

勝手にベストカップル賞をおくりたい

母の誕生日のプレゼントを買いました

なぜ自分用のものを買わなかったのか

後悔してもしきれない

来年も１１月に帰ってこれて

またお会い出来たらいいなあ

素敵なおふたり

素敵な作品 

おいしい手料理

日本でおいしいものを食べる

それが毎日のよろこび

今回は食べたかったもの全部食べれて

心身大満足

そして授乳中なのでいくら食べても太らない

最高

毎日母の手料理

そして新米のもちもちがおいしいこと

食べる幸せを噛み締める毎日

そして

友人たちがおうちに招いてくれて

手に愛を混めて作ってくれたごはんたち

子育て大変なのに

お仕事休んでまで

お昼から揚げ物も

みんな本当に温かくおもてなししてくれて

手間のごちそうにじーん

ほっぺ落ちて心熱くなるわ

沁みてくる

あのときだれと何を食べたか

そんな記憶力はとてもいい

今回の植の思い出も

しっかりと刻まれました

あの人の作ってくれたあれが食べたいなあ

思い返して再現してみようとして

あーやっぱりちがうな

また食べたいな

そんなことを思い巡らすのも

すきなことのひとつ

 

あたたかいおうち

フランスと日本

どこでいつゆっくり再会できるかと

巡り合わせをずっと待っていた

彼女の世界観や発信するもの繋ぐもの

心ときめき惹かれ

私の恋心叶う

（あつかましいだけ）

あたたかい人たちの住む

あたたかいおうちへ

手を繋いで数字を数えて

お月さまと追いかけっこ

 おうちに入ると

乾いた草木の香りがとっても心地よくてほっとした

 慣れない移動もあってか

せっかくなのに頭痛がひどかったけれど

少し横にならせてもらったら

不思議とすーっと楽に

 おうちのなかに流れ滲み出るエネルギーが

やさしく癒してくれたような気がした

自由なこどもたちは

一緒におどって

小さなお姉さんに絵本をよんでもらって

お布団でおおかみとひつじさんごっこして

まんまる息子は

いっぱい抱っこして愛してもらって

ああいいなあ

素敵だなあ

何度も思って

今思い返しても

心ぽかぽかしてくる

Merci 

今度はまたどんな巡り合わせで会えるかな

また来年も

きっと

続いていきますように！