2015/10/28

モノの見る目

パリに着いたらやりたかったことにひとつ。

お洒落なマレ地区をお散歩すること。

ひとりのときは2時間でも3時間でもずっとお散歩できてたけど

9キロの娘を抱いての散歩はあんまり距離は移動できない

ということでMerciにだけちょこっとお出かけ。

いつ行ってもほんとにセンスのいい処。

かっこいいけどがんばりすぎない感じパリっぽいなあ。 







でもなんだろう

前みたいな憧れる感じがなくなった。

お店はそりゃもうめっちゃ素敵で

置いてあるもの見せ方もとってもかっこよくて

こんなインテリアにしたいな、とかインスピレーションもいっぱい貰うんやけれど

多分この3年間で

物欲が減ったというか

モノが少ない空間で生活するのが心地よくて

本当に必要なものや好きなものがあればいい

そして自分のすきなものも安定してきた気もする。

30歳を越えたことだし

これからはいいものを長く大事にしていきたいし

いいものを持ってたらしょうもないものはいらなくなるし

必要以上にお洒落とかかっこいいとかいらない、と思えるようになった。

自分が心地いいとか嬉しいとか思えるような

自分の物差しでモノを選ぶことのほうが大事。

Merciに置いてあるものは

どれも機能性もデザイン性も高くて

でも実は

日本のホームセンターや大阪の道具屋筋に売ってるものとかもあって 笑

自分の目を磨いていけば

いいものはどこでも見つけられる

と改めて冷静に思ったのでした。

パリはほんとに物価が高いから

そういう、見せ方やコンセプトに払うお金も高い

自分の目をしっかり養って

インスピレーションもらえるところはしっかりもらって

自分なりにいいと思えるもの見つけて

自分なりの心地いいを実現していけるようにしたいな

そう思ったのでした。

これを気付いたからには色んな事に惑わされなくなるはず

パリは誘惑が多いから 笑

サントーシャ、足るを知ることが大事。