2017/08/22

パリの光と屋根

バカンスでいないからと

屋根裏のアパルトマンの鍵を渡してくれた友人

娘のことを想いながら

息子と少し散歩をして

部屋の中で静かな優しい時間を過ごす

こんなにゆっくり2人でいるのは

出産の入院以来かなあ

つぶらな瞳でじっと私をみる

見つめあう幸せ

あたたかい

Lucasという名前のラテン語の由来

(実は名付けてから偶然に知った)

 パリの空が光に包まれる姿

小さな窓から何度も眺めた

薄いグレイと白の朝

透けるような碧

夕焼けの紅

深紺の夜 

光にはいろんな表情がある

息子も一緒





もう住みたいとは思わないけれど

パリに流れる空気はやっぱり好きだ

思い出がたくさん蘇る