2016/12/30

さようなら2016年

今年もあと2日で終わり

クリスマスあたりからゆっくり今年を振り返っていました

1年前には想像もしていなかった状況

今年は上半期と下半期でがらっと一転したかんじです

引っ越し 妊娠

そして来月また引っ越し 笑

来年も忙しくなりそうー

2015年がとても大変で

心が折れそうになることがしばしば

海の底で迷子になったみたい

そんななか娘が私の光の道案内をして

希望と強さをくれて

なんとか乗り越えられた気がします。

2016年はそこからの回復

遠いフランスまでたくさんの友人が遊びにきてくれ

日々の歓びを思い出させてくれたり

新しい出会いにたくさん勇気をもらい視野がひろがり

フランスの家族

日本の家族

いつも無償の愛で私たちのことを大切にしてくれる

「人と繋がること」に温かさや癒しをより深く感じた1年でした。 

感謝。

娘との生活も1年を経てやっと板についてきて

親としての自覚もやっと芽生えてきました
(遅いんちゃうか)

優先順位が今までとは全くちがう

と同時に

優先順位をつけて物事をこなしていくことの大切さ
 (全てをやろうとすると不可能の壁にぶちあたりストレスがたまる)

柔軟性と適応力と潔さ

細かいことを気にしすぎないように心を大らかにたもつための心がけ

将来について長い目で計画を立てて行くこと

理想の生活に近づくためにはきちんと段階をふまなくてはならず

より現実的な問題にきちんと向き合っていくこと 

そして毎日の光に溢れる瞬間を感じ取る感性を忘れないこと。

自分と向き合う時間や余裕がなく

自分のやりたいことは諦めざるをえない

ということもたくさんあるけれど

それもあと2年くらいすればちょっとは改善されるだろう

そんな呑気な気持ちで少しづつ夢の種をまいていこう

今はそんな気持ちでいます。

この1年

あたたかく見守ってくださったみなさま

お力をわけていただき励みになりました

更新したりしなかったりのブログにお付き合い

本当にありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします

素敵な年の瀬をお過ごし下さい**






























2016/12/28

Joyeux noel

駆け抜ける12月

私たちは引っ越しやらでバタバタ

入院中のお義母さん
(無事外泊許可がでて体調もよくて一安心)

クリスマスらしいことができるか不安でしたが 

今年も家族みんな揃ってこの日を迎えることができました

前日にツリーにプレゼントに食べ物の準備に

目がくるくる廻りそうでしたが

娘のめちゃくちゃ愉しそうな姿

みんなで集まれる温かさや笑顔

感謝で心が満たされる夜

やっぱり大切にしたい1日だなあとしみじみ実感しました

去年はあんまりわかってなかった娘も今年は大はしゃぎ

ツリーの飾り付け

サンタさん!お馬さん!お星さま!

キラキラのライトをつけたら

「きれいー!」「みて!みて!」

こんなに喜んでくれるとは

夜もみんなと一緒に美味しいごはんを食べて

ずっと愉しそうに走り回ったりみんなにちょっかいだしたり

去年は授乳と寝かしつけでいっぱいいっぱい

テーブルとベッドを行ったり来たりで母は大忙しだったなあ

1年の大きな成長をいつもより深く感じました

翌日はプレゼントの山に大興奮

みんなに愛されて素敵なものをたくさんいただいて

窓から差し込む朝の光

暖炉の火があたたかく

優しい煌めきに溢れるひととき

歓びに溢れる姿をみれることがなによりの歓び

ちょうど1年前は

とっても大変で意気消沈していた頃

1年後こんなふうになってるとは想像もしなかったね

自分たちもなんとかかんとか親として成長させてもらって

これからまた愉しみだねえ 

旦那さんと一緒に話していました

色んな波があるけれど

こうして一緒に前を向いて行けること

それを支えてくれる家族

日々の日常を幸せだと感じれる心

大切にしていきたい
























2016/12/21

京都南山城村

日本の田舎の風景が恋しかった

川に沿って車を走らせて

色あせた緑や朱色や茶色の風景に包まれる

時折柿のオレンジがとても鮮やか

山装う秋

辿り着いた処は

美しい茶畑のある古民家

南山城村童仙房




 まるで恋人のように仲のいい友人

今回は旦那さんとふたりで美味しい企画を

Les deux Garcon

村の自然の恵みとフランスの食材でお料理

1日だけの特別なレストラン

大好きな人と台所で過ごす時間

とても幸せそうだった2人

私と娘は邪魔にならないように朝からお散歩へ

 朝陽で茶の葉が輝いてた

 牡馬さんににも会えて

途中リスさんにも会えた

 美味しいお昼ご飯のまかない

 今夜のお品書き

 お掃除のお手伝い

 娘にとっては畳も襖も床の間も

いつもとは違う場所

とても愉しそうでした

 静かに美しい佇まい

準備が進んでいきます

また邪魔にならないように私と娘は移動

村で子育てをしている農家さんのご家族

夜の時間を過ごすのにお家に招いてくださいました

 おすそわけお弁当を持って


初対面の私たちをとても温かく受け入れてくださいました

自分たちで作ったお家に住んでいて

夢に描いたような暮らし

田舎暮らしのいいところ不便なところ

参考にしたいことお話をたくさん聞けて

とても勉強になりました

素敵な出会いに感謝

夜の暗闇と静まり返った山の音をあとに

私たちは先にお布団へ

長い夜は続く


 おはよう


みんなで囲む朝ごはん

2日間

怪獣みたいなお転婆娘にも愛情いっぱいに接してくださり
(犬のととちゃんも優しかったなあ)

夢の広がる生活を少しばかり共有させていただいて

帰り道の車内では

自分たちの生活や夢について語り合うことができました

家族みんながとても幸せな時間に包まれ

素敵な思い出が綴られました

帰国したらまた訪れたい場所

本当にありがとうございました。

 




 

 

2016/12/19

生後1歳11ヶ月

2歳へのカウントダウンが始まりました

1年の一巡りが風のようにびゅびゅん

この4ヶ月の成長もすごかったです

リピート出来るようになった言葉の意味をちゃんと理解し

自分から発することがたくさん出来るように

ちゃんとコミュニケーションの受け答えができる

もう立派なひとりの女の子!

自分主張もこだわりもすごい

欲しいものやしたいこと

それもどういう風にしたいのか

ものすごくクリアに伝えてくる

Non

これ

ちがう

もう一回

まだ

もういい

すごくはっきりしてわかりやすいので
(いい意味でも悪い意味でも 笑)

どうしたいのかわからない、ということがほとんどなくなって

すごくやりやすくなってきました。

S'il te plait(おねがい)

Merci(ありがとう)

ごめんなさい

言ってほしい言葉もだんだん言えるように

時空の旅はどんどんひろがって

おいしそう
おいしい
おいしかった

状況によって使いわけられるようにも

「今この瞬間を生きている」

そこから「過去」と「未来」がひろがって

彼女の世界はどんどん大きくなっていく

でも「待ってね」はわかってるけど聞いてくれない 笑

なんでも自分でやりたくて

私が手伝おうとすると手を払いのけられる
(特に食べるとき)

ひとりで出来る歓びを大切にしてあげたいなあと想いと

余裕がないときにぐちゃぐちゃにされるときの焦燥感
 
「優しく見守る」「一緒に愉しむ時間をかける」

「待つ忍耐力をもつ」「臨機応変に対応する」

日々色々な課題をわたされます

一緒に成長していこうね

悪戯な顔して悪いことしたり

好奇心で目をまんまるきらきらさせたり

とびきりの光がはじける笑顔をしたり

顔をぐちゃぐちゃにして泣いたり

本当に表情豊かな娘

ぼーっとした瞬間がないくらい

意思をはっきりと持った顔をしてきてる

機嫌のいいときはいつも唄をうたっていて

今日一日あったことを一生懸命お話してくれる

にくたらしいぶん愉快で愛おしく

鮮やかな時間がくるくるとまわっていく
(疲労困憊でグレイになるときもあるけど)

一緒にいられることがなによりの幸せで

こんなにも無償の愛情が自分から沸いてくることが不思議なくらい

娘がいなければ経験できなかったことのひとつ

人間の心の可能性の深さや大きさ

まだまだ未知数だけれど

あなたがどんどん開いていってくれてる

本当にありがとう。

日本に行って気付いたけど

めちゃくちゃ自己主張の強いお転婆さん

たまにハラハラするけど

どこでも生きていけそうな強い生命力とたくましさ

誇りに思います

これからも素敵な芽をどんどんのばして行けますように 

1歳最後の1ヶ月もよろしくね





































2016/12/17

日本の美しい時間

美しく朽ちていく世界

目に映るものは彩り鮮やか

肌で感じるものはしっとりとした郷愁

今この瞬間

此処に一緒にいられることの悦び













娘といると光がはじける

世界は彩りに溢れていて

きらきら輝いてみえるような気がするけれど

それがどれだけ素晴らしいことなのか

また深く心に響きました

過ぎていく時間

今この瞬間

これから広がっていく未来

たくさんの愛情が溢れ

私たちを包んでくれているように感じています

ありがとう

これからも

幸せの種をいっぱい蒔いていこう



 

 





2016/12/16

子連れ飛行機

娘を連れての帰省

妊娠中の空の長旅

学ぶことがとても多い旅路でした。

日本からフランスに来た時は

まだおっぱい飲んでて

ハイハイで体重もまだ10キロなく

あの時はとても大変だったけれど

今に比べちゃ可愛いもんでした。

歩くイヤイヤ期、恐るべしです。

今回はパスポートなどの書類は全て問題なし
(ほっ)

出国審査の長蛇の列の間も運良くお昼寝してくれクリア
(フランスには子連れ優先列はないみたいです。スペインはあったのに)

搭乗口についてからは

飛行機の離着陸や滑走路を走る面白い車に夢中

「ママと2人だから協力してね、いいこちゃんでお願いね」

何回も言いきかせておきました

12時間のフライト

ここで躾やなんちゃら言う必要はない

イヤイヤスイッチが入ったりギャン泣きしたり

手の漬けようがなくなることが一番怖かったので

娘の好きなようにさせてご機嫌でいてもらうのに徹しよう

心に決めて出来るだけ穏やかに過ごすようにしました

フランスからはポワラーヌの美味しいレーズンパンにクッキー

日本からは母の握ってくれたおにぎりやせんべい

必須の林檎のコンポート

大好きな桃太郎の絵本に猿のぬいぐるみ

歌の絵本

魚や動物のシールブックをもって乗りました

食事は機内食の大人用の和食をがっつり食べてくれて

キッズチャンネルでアニメを見たり

トイレにはオムツ換えシートがあって楽々

離陸はなんと一人前に1人でシートに座ってなんなくクリア

着陸は眠たいのもあって少しぐずりましたが

私の膝の上におさまっていてくれました

あとは通路を行ったり来たり窓の外をみたり

カーテンに隠れてかくれんぼしたり

ご機嫌に遊んでくれました。

ご協力本当にありがとうー

大変だったことは寝かしつけとその後

色んな人が小型テレビを見てるのでそれが気になってなかなか寝付けず寝ぐずり

かなり忍耐を必要としました

寝てくれた後も安泰というわけではなく

妊娠中で長時間お腹の上は避けた方がいいのですが
(帰りは旦那さんが頑張ってくれました)

バシネットは10キロまでしか無理でサイズも小さいので却下
(1歳以下しか使えないんじゃないかな・・)

隣の空いてる席に寝かせました
(もともとは旦那さんの席やったとこ)

ちょっとほっとして私もうとうと・・

したらなんと寝返りした勢いで椅子から滑り落ち

泣いてまた1からスタート

というのが3回くらいありました

私も寝ないようにするのに必死

このあたりが一番大変でした
(帰りは旦那さんと交代で仮眠をとれたのでだいぶと助かりました)

あとは最近はなんでも自分でやりたいお年頃

自分でコップで飲むのはいいのですが

3回もこぼしました

よって着替えは必須

12時間のフライトのうち5時間くらいは寝てくれたように思います

パリー関空の直行の夜便があればいいのになあ・・

ちなみに到着してからは

関空は楽々

やはり自分の国なのでなんなりと出来るし

さすがサービスも日本

そして何よりも家族が迎えに来てくれる心強さ

シャルルドゴールはめちゃくちゃ広くてかなり歩くし

時差ボケで体内時間は真夜中で体力的にきつく

入国審査も長く

荷物の受け取りのカートも小さいので

荷物+ベビーカーは無理

夕方に着くとパリ市内までの通勤渋滞に巻き込まれタクシーでも大変です

これから1年に1回は乗り越えなければならない旅路

きっと年齢によって変わってくるでしょうが

それなりの気合いと体力がいります

次は子供2人

どうなるんやろ・・



あと娘のお世話に必死で

自分の妊娠中のフライトの心配をするほど余裕がなかったのですが

悪阻が終わって安定期

しかもお腹がまだそんなに大きくない時期だったので

それほど気になることはありませんでした

飛行機の中は寒いので足下冷やさないグッズは必須

あとは腰が痛くならないようにマフラーなどでクッションを作りました

そしてずっと座ってると身体が痛くなるので

こまめにトイレにいったり娘と歩いたり

ストレッチやツボ押しマッサージも

食べ物も小腹が好くのでおやつを一緒につまみ
 (機内食を一緒に食べる余裕はほぼありません)

あとは前日にしっかり寝て体力をつけておくくらいでしょうか

乗る前は色々とびびりまくっていたので

妊婦さんや子連れ旅を予定している方の参考になればと思います。



























 




2016/12/15

ただいま我が家

昨日は今年最後の満月

夕方くらいからなんだかくらくらして

ベッドでごろごろ

月と子宮はやっぱり繋がってるのか

お腹がぱんぱんにはってきゅーっと圧迫され

なんだか不安になってとにかく寝ました

今年最後のデトックスだったのかな

朝にはすっきり。

日本滞在が幸せすぎて

私フランスに戻ってちゃんと生きていけるかな

なんだか心配になってしまったんですが

やっぱりフランスもいいところ

冬の朝の澄んだ空気に土の香り

白い透明の光がとても美しいです


  久々のマルシェもお野菜の緑と土の香りが漂っていて

パワフルな有機野菜たちがきらきら

蒸すだけでもとても美味しくてありがたいです



 久しぶりのおうちごはん

悪阻も落ちついたし
  
 外は寒いからお家時間を充実させたい

これからまた引っ越しの準備やらで大変で
(今度は北西に)

クリスマスらしい準備も何も出来なさそうだけど

気持ちがささくれないように

自分が思ってる2倍

もしくは3倍の時間をかけて進めていくくらいの余裕を持とう

ゆっくり着実に












2016/12/14

ただいま

ただいま日本

ただいまフランス

どちらも私の大切な場所。

1ヶ月の日本滞在を終え昨夜ひさびさの我が家に戻りました

まだお疲れと時差ボケですがおかげさまでみんな元気です。

行きも帰りもドタバタ劇

泣きそうになりながらも開き直ったり

家族や友人が助けてくれたり

なんとかかんとかどちらの国にも帰国できたこと

心から感謝したいと思います。

というのも

出発の前日に急遽お義母さんが緊急の手術することになり

こんなときにうかうか日本帰国するのもどうかなと気持ちだったんですが

どうしても予定変えられず出発を決意

と思ったら

その日の朝に旦那さんのお祖母さんが他界

旦那さんは日をずらして私と娘で2人で先に帰国することに

フランスの家族のことも気になるし

妊婦で子連れで飛行機大丈夫か

色々ととても心配でしたが

娘をはじめ色んな方の協力と助けあり

なんとか乗り越えられました

空港で迎えにきてくれた両親を見たときの心の安堵

言葉になりませんでした。



問題はまだ続く

おじゃんになった旦那さんの行きの航空券

帰りはこれで

と思っていたら

なんとなんとなんと

往復チケットの場合

行きを乗らないと帰りのチケットは無効になるのです
(行きのって帰り乗らないのはオッケー)

そんなん知らんかったよ

また私と娘2人で飛行機?

いや、それはちょっともう厳しい
(お腹だいぶ大きくなってるので)

ということで空港でチケット買い直し

結局この日本帰国のために

チケットを3回も買うはめになった旦那さん
(ありえん)

もう終わったことだけれど

まあショックの連続でした。

これを機に学んだことは

①航空券のキャンセル保険はほぼ役に立たないこと

②往復チケットには気をつけろ

そして一番大事な点

③フランスから日本に帰国するときは

出国審査終わって飛行機のればこっちのもの

関空つけばあちはスイスイ

娘と2人でもなんとかなるけれど

日本からフランスに帰国するときは

飛行機到着後も

ベビーカーを受け取るまでかなり時間がかかるので

広い空港を抱っこで歩き回らないといけず

入国審査も外国人枠なので長蛇の列
(今回は妊婦なので優先列にいれてもらえました、感謝)

飛行機到着してからのハードルもかなり高いので

大人私ひとりでこなすのはなかりキツい

旦那さんと一緒で本当によかった

心の奥底から思いました。

久々のブログがこんな内容になってしまいましたが
(はー書いてすっきり)

今回の旅は初めての子連れ旅

体験しないと実感できない色々なことがあったので

今後の参考になるように記録していきたいと思います。

色々と大変だったけれど

この1ヶ月は最高でした

幸せに心満たされ

これから待ち受けているまたもやどんでん返しのフランス生活
(実はまた引っ越しします。もう笑うしかない)

頑張れそうな気がしています

身体を第一にゆっくり程よく手を抜きながら

毎日を愉しく・・

今日はもう寝ます

おやすみなさい。