2017/01/27

2歳の記録

2歳

もう赤ちゃんではなく

お家をぴょこぴょこ走り回る小さい人

着替えをするときに

娘のムチムチの足やぽこんとしたお腹

ふわふわの産毛をみて撫でて

もう立派な子供だけれど赤ちゃんの面影

成長が嬉しいのと寂しいのと。

自分の気持ちを表現すること

愉しいや面白いを見つけて伝えてくれること

いいこともわるいことも分かってきた

でもまだコントロールは出来ないからなんでも自由

全身全霊

繊細で大胆

娘の感性や表現が芽生え花開いていく姿

自分で出来たときの笑顔と誇らしげな自信溢れる表情

ミラクルに溢れててキラキラしてて

娘から産まれてくるものをあたたかく見守り

大切に大切に

引き出したりのばしたりしてあげたい

ありのままにのびのびと。

最近はイヤイヤがすごくて

朝起きてから寝るまでずっーと「ノン!」

「じんぶで!」(自分でやる) 

独占欲もでてきて

「あとの!a moi!」(これは彩心の!私の!) 

癇癪をおこして手をつけられなくこともしばしば

ユーモアで乗切れるときもあれば

もういい加減にー 

好きなようにすればいいわ

と思うときもあるけど

これは娘の成長と同時に私たち親の成長のチャンスでもあり

ひと呼吸おいてちゃんと親としての意見を言う

娘が納得するまで待つ

感情的になるときは疲れて余裕がない証拠(お互いに)

イライラ→疲れる→イライラの負の渦にまかれないよう

一緒に休む時間をちゃんととって心も身体も穏やかに整える

気分転換や興味の対象を変えるのも作戦のひとつ

想像力に知恵に即興のアイデアが必須

私の考えややり方を押し付けないのも

娘の波に一緒にのって波長を合わせて共感する

部屋がぐちゃぐちゃになってもいい

あとで片付ければいいんやし

小さなこだわりはこまめに手放す

悪いことや危ないことをするときはちゃんと叱る

好奇心ややりたい欲にかられて話はきいてくれないことがほとんどだけれど

ダメということは頭で理解してると思う 

積み重ねて分別がついてきてくれるのを待とうー

「叱る」ということはとても難しくて

これからの大きな課題 

「おりょうりー」とご機嫌で炊飯器に珈琲いれたり

ペンでソファに落書きしたり

やめてくれーと思うこともあるけど

あとで思い出すと全部笑けてきて

どれもきっと愉しい思い出になっていくんだろうなあ。

話せる言葉はどんどんふえてて

毎日「わ、こんなことも言えるようになったのか」

こちらが驚く

でもカ行の発音ができなくて

オオパミ(おおかみ)
パモメ(かもめ)
きのと(きのこ)

など

あーかわいい

「だいすきー」とだきしめてくれたり

「だいじょうぶ?」と優しくしてくれたり

「merci」「S'il te plait」言えるようになったり

納得したときはいっちょまえに「ok c'est bon」

最近は「なに?」も始まった。

身体を動かして遊ぶのが大好きで

バランスボールの上で立ったり

私と一緒にヨガのポーズをしたり

パパとアクロバットな遊びをしたり

頭から足まで丸く繋がっている身体能力

子供の身体はまるで動物のように無理のない無駄のない動き

この感覚も出来るだけ生かしていけるといいなあ。

映像をみて唄や踊りや言葉を学んでる様子なので

アンチテレビではなく上手に付き合っていくのも大切

年末にトトロをみてえらく気に入ったみたい

お散歩中に石畳や木の穴

少し開いた扉などをこっそり覗いては

真っ黒くろすけやトトロを探して

「いる!」と目をまんまるにしてる

きっと娘にとっては

現実の空想の世界の境界線があいまい

夢の中で生きているような感覚なのかもしれない。

2年のあいだに

二つの文化をまたぎ遊牧民のような生活

引っ越しはもう4回目

環境が変わると最初の3日間くらいは娘も少し不安定になるのか

我儘言い放題になったりたくさん泣いたりするけれど

素晴らしい順応性で自分なりのバランスをとり

たくましく成長していく姿

私たちの都合でごめんねと思うと同時に

たくさんの経験をさせてあげれてよかったのかな

どこに行っても3人はいつも一緒

これからの家族の成長も愉しみだね

バタバタして余裕がなくなったり

まだまだ未熟な母だけれど

これからもよろしくお願いします。



 冬のたんぽぽ

白いふわふわ

明日は新月

旧正月・元旦

旧暦で「初春」

新しいはじまり

春も土の中で準備中

気持ち新たに。