2017/04/30

入院生活

フランスでの出産入院は約3日間

出産の疲労負担が軽くて回復も早そう
お家帰りたいなあ

何より娘のことが気になる

私と離ればなれで過ごすのは初めて
私と一緒に寝ないのも初めて

急な夜の陣痛で説明する時間もとれず
寝てる間に出てきてしまった

朝起きたらママンがいない

パニックになってわんわん泣きまくり
何をするにも愚図りまくったらしい

そしてお義母さんが来た日に私がいなくなった
一緒に過ごす時間をとれなかったので
娘にとってはママンの代わりにばーばが来た
だからばーばはイヤ、non!
ものすごくきつく当たっていたそう
申し訳ないくらいにどうしようもない態度・・

そしていつも健康な娘だけれど
大きな変化があるときはよく体調を壊す
(引っ越し、帰国など)
案の定、熱をだし咳コンコン

初日、面会に来てくれたときは本当にしんどそうだった

旦那さんもお義母さんもぐったりお疲れ気味

変化のときだから仕方ない
ママンがいなくて不安なのも仕方ない

そう言ってフォローしてくれるものの

ああ・・

切ない
どうしようも出来ない

そんなとき長男に黄疸症状
血液検査に引っかかり入院が延びることに

新生児の9割にでる症状だし
念のためでそんな心配することではないとのこと

大丈夫

そう思ってもホルモンバランスが変わりまくる時期なので心ぐらぐら
どうしようもない気持ちを抑えられず
夜になるとポロポロ涙がでた

病院のベテランぽい看護婦さんに
「入院どれくらい延びるんでしょうか・・」と自分の気持ちを話す
「そうやね、早く帰りたいのも心配なのもわかるけど、今は赤ちゃんが元気に問題なくお家に変えれるように整えることが大事よ」

そう言われてはっとした

そうか、これが2人の親になるということ

娘にかまってあげたい、会えなくて寂しい
でも今は息子と寄り添うことも大事で愛おしい時間
そして母の自分が心と身体をしっかり整えることも基本の基本

家族に負担をかけてしまうけど
信じよう 心から感謝して
 
一緒にいれなくてもみんながんばってる

前を向いていればなるようになっていく
こうやって積み重ねて築いていけるものがある

物事をありのままにみて
今の状況に寄り添う
無駄なちからは抜こう

面会に来てくれるたび
娘とふたりで病院の廊下を散歩した

膝にのせてぎゅーっと抱っこして
寂しいよ
はやくお家かえりたいなあ
もうちょっと待っててね
みんながんばってるね
ありがとう
大好き

何度も伝えた

新生児の息子を抱いたあとに娘をだっこすると
ものすごくしっかりしてて
小さいけど大きい

弟に会えるのも嬉しいみたいですごい優しい

お手て繋ごう
小さいね
動いてるね
かわいいね
よしよし

お姉ちゃん

こんなに成長したんだなあ。

結局入院はのびて全部で一週間

息子は万全の健康状態
娘の体調もよくなり
私もゆっくり休ませてもらって
家のペンキ塗りも無事終わり

なにより

娘とパパとの信頼関係がものすごく発展していた
旦那さんの娘への接し方も以前とは変わっていた

この1週間

みんなに負担がかかってつらかったけれど

思い通りにいかなくても
遠回りしてるようにみえても
結果的にはそうするほうがよかったり
自分の力だけでどうしようもならないときは
こだわりを手放すとき

またひとつ大きなことを改めて経験できたように思います

これからは4人一緒だよ

新しいはじまり

○○○○

さてはて

日本とフランスの違いですが
私も出産入院するまでは色々と不安でした

でもどちらの国の医療もきちんとしている
産後の検診、新生児の検診、ほぼ同じ
ただフランスは出産時も入院中も産婦人科の先生には1度も会わず
全部助産師さんが面倒をみてくれます
みんな若くて優しくて落ちついてて
病院のスタッフさんもみんな明るくていい人ばかりでした
(フランスにもこんなにいい人ばっかり集まるところあるんやーなんて感動)

日本の産院は食事やマッサージなどお母さんへのケアがすごかったけれど
フランスはそんなのない代わりに医療費無料
でも食事もちゃんとメニューと希望を毎日確認して
食べられないものがあれば代わりのものにしてくれたり
まあ乳製品のオンパレードで品数も少なく、どん!としたのが多く
(ラムステーキとかクロックムッシューとか)
野菜をーおねがいー という感じでしたが
食べ物は感謝して美味しくいただくのが一番の栄養
想像よりもずっとよかったです
(旦那さんがまずいから気をつけろと念をおしてきてたので)

日本は病院の方針に従ってなんでも任せておけばいい、みたいな感じで
知らないあいだに色々してくれてたことも多かったけれど
フランスは何事も私の意見を尊重してくれ
なにかあるごとにきちんと説明、了承をえてくれた
そして24時間母子一緒
預かりシステムはなし
赤ちゃんの血液検査から黄疸の治療も部屋で

見ていて辛いと思うこともあったけど
息子と離ればなれになることなくずっと横で見守れた

沐浴も授乳の指導もとてもわかりやすく
ケアの仕方も日本とは少し違うけどフランスもすごく丁寧

いいなあと思ったのは
おしり拭きをコットンとぬるま湯ですること
エコで自然

病室も病院もとてもきれいで
窓から入ってくる光が気持ちよく
夕方になると光の粒子がきらきらみえて
とても幸せな気持ちでゆったりできました

そんなこんなで
不便に思ったり嫌な気持ちになることはみじんもありませんでした
不安なんてなんのその
とてもよくしてもらって安心リラックス

外国人の私にもこんな手厚いケアを受けさせてくれる
とてもありがたいこと
いつもフランスのシステムにはイライラしまくりだったけれど
今回は感謝の気持ちでいっぱいです
フランスで出産できて嬉しい
とてもいい経験になりました

○○○○

お家に帰ってきて約1週間
すこしづつ身体が普段の生活に慣れてきました
娘も安心感を取り戻してばーばとも仲良くなり
ほっ
お義母さんには感謝しきれないくらい感謝しています

じーんとしつつ
息子に癒されつつ

ゆっくりゆっくり

毎日を慈しみたい。

2回にわたって長文失礼いたしました

しばらくBlogの更新がゆっくりになると思います
いつも気にかけてくださってる方
ありがとうございます

もうすぐ初夏
新緑の季節

爽やかで健やかな時間を過ごせますよう**○