3人で初めてのドライブ。
琵琶湖のほとりにある佐川美術館へ行きました。
湖から吹くひんやりした風が気持ちいい場所。
旦那さんはお茶室見学
(3歳未満の子供は入れないので私は外で待機)
美術館の作りもすごくかっこよくて見所満載です。
水と光と影の作る空間が
非現実的なくらい静かで美しかったです。
心がすーっとしました。
展示は裸の大将、山下清さん。
真っ直ぐに響く
そしてどこかぐふふと笑える言葉と絵画
すごく素敵な作品たちでした。
美しく描こうとしない
心に映ったものを鮮明に無垢に描く。
自分の感性や感覚にすごく正直な人だったんだと思う。
そしてその心が温かくて
たくさんの愛情に溢れていたんじゃないかな、と思う。
きっと可愛らしい人だったにちがいない。
放浪の天才画家。
「暖かになると北上し
寒くなると南下する
本能の赴くままに
美しい物を見たい 」
寒くなると南下する
本能の赴くままに
美しい物を見たい 」
初期から後期にかけて
作風がどんどん研ぎすまされていくのですが
私は初期のちょっとプリミティブな魅力溢れる感じがすごく好きです。
栗。
戦時中、紙がなかったから切手で作った貼り絵。
どの作品も気が遠くなりそうなくらい細かい。
中期のペン画も素敵でした。
このかたつむりかわいい!
心を育てることも
それを表現する方法を引出し磨くことも
両方が必要なんだな、と思います。
娘と一緒に学んでいきたいと思うことのひとつです。