台風がきてもう行けないかと思った上高地
でも行けた。
自然が呼んでくれた。
風もなく雨もぽつぽつ
寒くて雲に包まれたような山の中
空
空気
川
森
目に映るものすべてが
グラテーションを作っていて
ぼんやりとして全部が溶け合ってひとつの世界を作っているかのような
幻惑の風景。
私もその中の一部に入れてもらえたような気になった。
きっと
青い空に澄んだ空気の爽やかな上高地も素敵だろう
でも
湿った空気に冷たい雨の少し寂しげな上高地も素敵だった。
自然の生き物は
自分の生まれ持った種を素直に生かす
まっすぐ生きている。
それが共生して大きな自然作ってる。
その大きな自然の生命の集合体の中に包まれると
素直さや潔さや無我
いろんなことを感じて
すごく気持ちがよくなる。
いい意味に空っぽになる。
種を生かす生き方
まっすぐな生き方
以前受けたサントーシマ香先生のクラスを思い出した。
少し復習しよう。