2018/11/06

骨を彩る



 アルザスの秋

黄金色の葡萄の葉

視界が色彩に溢れる





彩瀬まるさんの小説

骨を彩るを想う景色

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分け合いたい、とただ思う。
頭蓋骨や肋骨の内側、心もとなさを作る体中のあらゆる空洞が
澄んだ黄金色でひたひたと満たされていく

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見つめてみると浮かんでくる

自分の中の欠片や空洞

歪みや傷が自分を構成する成分として在る

それを満たすこと



日々を愛でる

光るものを感じる

何度も繰り返す


そんなことを感じる

今年の秋の色彩は

とてもうつくしく

優しく目に映る