フランス人の友達のリクエスト
高校からの友人がなんと能舞台の一族
ご縁あって能鑑賞に誘っていただきました。
大阪薪能
神社の境内
屋根のない大きな空間。
能音楽に不思議な発声
ゆったりと洗練された無駄のない安定した動き
別世界に引き込まれました。
夕焼けの変わりゆく光や夕方の生ぬるい風
空を飛んでいく鳥たち
神社の風鈴の音
子供の笑い声
薪の燃える炎と煙
すべてがひとつの世界観に溶け込むようで
とても美しく夢のような時間でした。
心からうっとりしました。
そして次の日は友人宅へ
虫干という行事に参加させてもらいました。
装飾道具や装束を蔵から出して干したり修復したりする貴重な一日。
時間をさいていろいろなことを教えていただきました。
能の物語や登場人物
小道具の使い方や動き方・・・
遠くて深い世界でありながら
実は身近であるような・・・
ここでは伝えられないくらい
実に面白い。
全く知らない世界だったので
その魅力にかなり興味がわきました。
新しい世界の鍵が開きました。
恭子、ほんとにほんとにありがとう!