サルデーニャ島
後半は内陸部の山の方へ
Bassacutena
島の景色の豊かさに驚く
静かで美しい音色の音楽を聴いていると
この風景と時間と光の中に
溶けていってしまうんじゃないかと
透明な気持ちになった
車を走らせる
山のまた山奥
ここ車通れるの?
秘境すぎひん?
恐る恐る入っていくと
アンドレアさんというお父さんと動物たちが迎えてくれる
楽園のような場所
着いてすぐ
花柄のブラウスを着ていた娘に
蝶々が止まった
人間と動物と自然が共生してる
静かで優しい時間が流れている
すぐに裸足になった
林檎の樹の下のハンモック
ここで朝昼晩娘とたくさんお話した
林檎の葉を丸めて
ちょっとタバコ吸うわ
そんなことを言ってびっくりした
林檎の葉を丸めて
ちょっとタバコ吸うわ
そんなことを言ってびっくりした
守り神のような巨大な岩
見えない生命体が存在してる
そんな感覚を目覚めさせれる
白い犬はヤナちゃん
レースに透ける朝の光
黒い犬はジュディーカ
夕暮れ時の光とそよ風
草の上に転がって呼吸した
心が軽くなって
思わず側転をしたら
友人はひいていた
心が軽くなって
思わず側転をしたら
友人はひいていた
畑に夏の恵みがたくさん
10年前にお二人がここに来た時は
何もなかったらしい
アプリコットがとても甘かった
お母さんのマルタさん
3人の息子さんのお母さん
採れたて野菜のバスケット
卵もここのトリさんの
旦那さんが作ってくれた晩御飯
ハイハイで散歩
わんわんたちとも仲良くなっていた
息子の食事の食べカスおこぼれを
犬たちが掃除してくれた
○
着いた時は
こんな奥地でどうやって生きて行ってるんだろう
なんて思ってしまったけれど
お母さんは街にお仕事へ
息子さんたちはちゃんと学校へ
お父さんは大工さんで
サルデーニャ島からコルシカ島まで泳いだり
無人島で10年暮らしていたとか
私たちがいる間もひっきりなしに家仕事をしていて
鉄人みたいな感じ
ものすごくあたたかい
もう横にいるだけでポカポカしてくる
こんな風に生きている人たちがいる
その生活を少し覗かせてもらえたことが
自分の琴線に触れた
○
夜は星空を眺めた
流れ星を見た
○
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夜は星空を眺めた
流れ星を見た
○
時間はどの世界にもいつも
平等に流れている